2011年3月1日火曜日

Core i7×高速SSDを積んだモバイルゲーミングPC――新型「Alienware M11x」を駆る

 デルの「Alienware M11x」は、ゲーミングPCブランド「Alienware」シリーズの一角にラインアップされる、11.6型ワイド液晶搭載モバイルノートPCだ。インテルの超低電圧版CPUとNVIDIA Optimusテクノロジーを採用することにより、3Dゲームのプレイも可能な3D描画性能と長時間のバッテリー駆動時間を両立している。

【拡大画像や他の画像】 【表:ベンチマークテストの結果】

 ベースはインテルの新世代Core iシリーズとCore 2シリーズの2種類が用意されているが、今回は2010年6月にリリースされた前者を取り上げる。CPUなどのスペックはBTOに対応しており、スペックをカスタマイズしてのオーダーが可能だ。

●独特のフォルムと光の演出に驚かされる近未来的デザイン

 まず目を引くのが、個性的なボディのデザインだ。全体をシャープなラインで構成しつつ、手前側に大胆な傾斜が付いたスポーツカーのようなフォルムを採用している。天面のデザインもフラットではなく、立体的な造形だ。天面の上部には、宇宙人の顔を連想させるAlienwareブランドのイメージキャラクターをあしらっている。

 ボディのカラーは、ブラック(ステルス?ブラック)とグレー(ルナ?シャドウ)の2種類が用意されている。評価機は後者で、乱反射のある表面仕上げが施されたシンプルなメタリックグレーをメインカラーに採用する。

 全体の作りのよさも好印象だ。バッテリーが着脱できず、メモリモジュールなどを容易に交換するための小さなカバーなどが用意されていない点も影響しているのだろうが、ケースがすき間なく組まれており、石のようにソリッドな感触がある。手に持ったときの重量感と剛性感はかなりのものだ。

 LEDによる光の演出を効果的に利用し、独特の雰囲気に仕上げている点も見逃せない。前面左右のステレオスピーカーのほか、トップカバーを開くと見える液晶フレーム下にあるAlienwareのロゴ、天面にある宇宙人ロゴマークの目、そしてキーボードが派手に光る。特に大きくデザインされたAlienwareロゴの存在感は抜群だ。電源、無線LANのインジケータも含めて、これらのカラーは付属ユーティリティの「AlienFX Editor」でカスタマイズが可能で、それぞれ20色(黒含む)から選べる。

 電源ボタンのインジケータは、ACアダプタ駆動時とバッテリー駆動時で色を変えることができ、キーボードなどは点滅(Pulse)させることも可能だ。明るさを下げたり、消灯(機能の無効化)させることもできる。このLED照明の有効化/無効化はショートカットキー(Fn+PrintScreen)でも行なえる。

 また、専用のアバター(Windowsログオンするユーザー画像)や、壁紙も用意されており、それぞれBTOメニューで好きなものを選べる。さらには、外箱、ボディを包むソフトケース、付属品を収納している箱に至るまで、デザインのイメージを統一した丁寧な仕上がりで、所有欲を満足させる配慮が行き届いている。

●モバイルには大きめのボディだが、大容量のバッテリーを内蔵

 ボディのサイズは、285.7(幅)×233.3(奥行き)×32.7(高さ)ミリで、最小構成の重量は約2.0キロとされている。評価機の実測での重量は2013グラムだった。

 モバイルノートPCとしてはギリギリ持ち歩ける重さだが、底面に8セル/63ワットアワーと大容量のリチウムイオンバッテリーを内蔵している点に注目したい。モバイルでの実用性を考えて、本体重量よりバッテリー駆動時間の長さを優先したのだろう。なお、バッテリーは底面のカバー内に収納されているが、リムーバブルパックタイプではないため、頻繁に着脱しての利用はできない。

 付属のACアダプタはサイズが69(幅)×145?153(奥行き)×16?35(高さ)ミリ、重量は本体のみで約352グラム、電源ケーブル込みで約529グラムだった。ACアダプタは少し大きめだが、薄いのでバッグへの収まりはいい。ただし、電源ケーブルは3ピン仕様で太く、重さもある。ACアダプタを携帯する機会が多いならば、別途3ピンタイプのウォールマウントプラグや3ピン/2ピン変換アダプタなどを用意して軽量化を図るのも手だ。

●CPUにモバイル向けCore iシリーズの超低電圧版を採用

 2010年8月2日現在、Alienware M11xのBTOメニューには、ゲームタイトルの推奨構成などを含めて4種類のパッケージが用意されており、それをベースに仕様のカスタマイズを行っていく購入するようになっている。今回は最もハイスペックな「プラチナパッケージ」(9万9979円)を中心に紹介しよう。

 プラチナパッケージのCPUは、インテルで最新のモバイル向けCore iシリーズ(開発コード名:Arrandale)の超低電圧版を採用しており、標準のCore i5-520UM(1.06GHz/最大1.86GHz/3次キャッシュ3Mバイト)のほか、Core i7-640UM(1.2GHz/最大2.26GHz/3次キャッシュ4Mバイト)が選べる。

 超低電圧版だけに定格の動作クロックが低いが、Core iシリーズはTurbo Boost Technologyをサポートしており、高負荷時に温度や電力が安全な範囲を超えない状況において、動作クロックをアップさせることが可能だ。超低電圧版CPUは特にその幅が大きく設定されており、Core i5-520UMでは1.86GHz、Core i7-640UMでは2.26GHzまでクロックアップする。

 どちらもデュアルコアCPUで、コア1つに2スレッド(2コアぶんの命令)を取り込んで処理するHyper-Threadingに対応することで、4スレッドの同時実行もこなす。こうした特徴により、従来の超低電圧版Core 2 Duoシリーズに比べて、格段に高いパフォーマンスを備えている点に注目だ。

 Core iシリーズと組み合わせるチップセットはIntel QS57 Expressを採用。メインメモリはPC3-8500 SO-DIMMに対応する。メモリ容量は標準で4Gバイト(2Gバイト×2)を搭載し、8Gバイト(4Gバイト×2)の構成も選択可能だ。

 データストレージの選択肢は2.5インチの500GバイトHDD(7200rpm)のほか、256GバイトSSDも用意されている。HDDとSSDとの差額は6万6675円と小さくはないが、機械動作部品なしでデータの読み書きができるSSDではレスポンスの速さに加えて、振動や衝撃に強いメリットがある。パフォーマンスを優先したいユーザーやモバイルでタフに持ち歩くことが前提ならば、検討に値するだろう。

 光学ドライブは内蔵しない。BTOメニューでは外付けのBlu-ray DiscドライブやDVDスーパーマルチドライブを追加することが可能だ。

 通信機能は1000BASE-Tの有線LANのほか、IEEE802.11a/b/g/nの無線LAN、Bluetooth 2.1+EDRも標準装備と充実している。本体装備の端子類は、左右側面に振り分けた3基のUSB 2.0ポートのほか、IEEE1394(4ピン)、メディアカードリーダー(SDHCメモリーカード/メモリースティックPRO/MMCなどに対応)、HDMI出力、DisplayPort出力、2基のヘッドフォン、マイクなど、このサイズのモバイルノートPCとしては充実した内容だ。液晶ディスプレイの上部にはWebカメラも備える。

●NVIDIA Optimusで高い3D描画性能とバッテリー駆動時間を両立

 Arrandale世代のCore iシリーズは、CPUにグラフィックスコアのIntel HD Graphicsを内蔵している。M11xではこれに加えて、外部GPUとしてNVIDIAのGeForce 335M(グラフィックスメモリ1Gバイト)を搭載しており、NVIDIA Optimusテクノロジーにより、シームレスに2つのグラフィックス機能を切り替えて使えるようになっている。

 Intel HD Graphicsは、消費電力が低いうえ、HD動画の再生支援機能を搭載しており、日常用途の処理や動画再生はスムースに行えるが、3D描画性能は低い。これではゲーミングノートPCの看板に反する。一方、GeForce 335MはNVIDIAのミドルレンジクラスのGPUで、ヘビー級のタイトルを除けば、一通りの3Dゲームタイトルもプレイできる3D描画性能を持つ半面、消費電力や発熱はIntel HD Graphicsよりも高く、普通に搭載するとバッテリー駆動時間が大きく減ってしまう。

 NVIDIA Optimusは、NVIDIAのドライバがアプリケーションによって使うGPUを切り替えることで、Intel HD GraphicsとNVIDIA GPUのいいとこ取りを可能にした技術だ。3D描画やCUDA対応アプリケーションなどはGeForce GT 335Mで処理し、それ以外はGeForce GT 335Mを待機状態にしてIntel HD Graphicsで処理を行うことで、パフォーマンスと消費電力(バッテリー駆動時間)を最適化している。

 このOptimusによるGPU切り替えは、使用するアプリケーションごとに自動的に行われる点が特徴だ。電源プランと連動してACアダプタ接続の有無を検知して切り替えたり、ボディに切り替えスイッチを用意するタイプと違い、切り替えの際に画面が一瞬ブラックアウトしたりすることはない。つまり、ユーザーにまったく意識させることなく、完全にシームレスに切り替えが行なわれる。

 もっとも、切り替えの制御はNVIDIAのドライバが行うため、ドライバに情報がないアプリケーションをNVIDIA GPUで処理させたい場合は、自分で登録しておく必要がある。世界的に有名なゲームタイトルなら問題ないが、国内のカジュアルゲームなどの情報は登録されていない傾向だ。プログラムの登録は、デスクトップ上の右クリックメニューからアクセスできる「NVIDIAコントロールパネル」の「3D設定の管理」から行える。

 3D設定の管理には、通常時に利用するGPUを選択する「グローバル設定」と、プログラムごとに使うGPUを選択する「プログラム設定」が用意されており、プログラム設定で指定していないプログラムはグローバル設定で指定したGPUで処理される仕組みだ。プログラムがリストに表示されていない場合も「追加」ボタンを押してプログラムを指定すれば追加できる。すべてのプログラムの処理をNVIDIA GPUで行わせるように設定することも可能だ。

●WXGAの11.6型ワイド液晶、ゲーム用途に配慮したキーボードを装備

 11.6型ワイド液晶ディスプレイの表示解像度は1366×768ドットと標準的だ。高解像度パネルのオプションなどは用意されていない。表面は光沢仕上げで、照明などの光が映り込みやすい一方、ゲームや写真などを鮮やかに表示できる。

 輝度は十分に高く、コントラストが浅いような印象もなく、発色は良好だ。視野角はモバイルノートPCとしては標準的な印象で、上下方向が狭いが、ヒンジの角度は約145度まで開くので、見やすい角度に調整できる。

 前述の通り、キーボードはLEDのバックライトによりキートップ周囲と表面の文字が浮かび上がる。光の色や明るさは付属ユーティリティのAlienFX Editorでカスタマイズでき、独特の英字フォントや表記もAlienwareの世界観の演出に貢献している。

 また、カーソルキー(下方向)の表面にホームポジションと同じ突起があるほか、多くのゲームタイトルで操作キーとして使われる「W」「A」「S」「D」キーは独特の表記でマークが付けられている。主要キーを含め、ほとんどのキーのピッチを17.5×18ミリ(実測)で統一しているのは、文字入力での利用頻度が低いキーが、ゲームの操作キーとしても利用頻度が低いとは限らないことに配慮したものと予想される。配列はEnterキーの右にPgUp、PgDnを配置している点は気になった。

 キートップの表面は、中央に向かって微妙なカーブが付けられており、指を置きやすく、またラバーのようなしっとりとした触感がある。スイッチの感触も反発が強すぎることはなく、適度なクリック感があり、タッチ感はなかなか良好だ。キーボードユニット自体の立て付けもしっかりしており、強くタイプしてもキーボードユニット全体がたわむような感触はない。

 キーボードの手前には、2ボタン式のタッチパッドが用意されている。実測で80×43ミリの大きさが確保されているパッド領域には、細かなハチの巣状のテクスチャが張られており、表面を指がするする滑るような感触は得られないが、操作性はよい。ボタンの感触も良好だ。シナプティクスのドライバがインストールされているが、マルチタッチジェスチャー機能には対応しておらず、パッドの右辺/下辺を使ったスクロール機能なども標準では有効にされていないので、使いたい場合は自分で有効にする必要がある。

 パッドの設定はAlien FXに統合されている「Alien Touch」というツールから変更できる。なお、Alien FXにはこのほか、電源プランを調整する「Alien Fusion」、Webカメラを利用した顔認識によるログイン管理などが行える「Alien Sense」といったツールが統合されている。

●モバイル機ではハイレベルのパフォーマンス

 評価機のスペックは、Core i7-640UM、メモリ4Gバイト、256GバイトSSD(Samsung PM800)という構成で、グラフィックス機能はCPU内蔵のIntel HD GraphicsとNVIDIA GeForce GT 335Mのハイブリッド仕様、プリインストールOSは64ビット版のWindows 7 Home Premiumという内容だ。この構成でのベンチマークテストの結果を見てみよう。

 まずWindows 7標準のWindowsエクスペリエンスインデックスのスコアだが、デフォルト状態とグラフィックスの「グローバル設定(優先するGPU)」をGeForce GT 335Mに変更した状態の両方で測定してみた。結果は下に掲載した画面の通りで、Aeroのパフォーマンスを示すグラフィクスのサブスコアは微増にとどまったが、ゲーム用グラフィックスのスコアはグンと上昇しているのが分かる。また、超低電圧版Core i7-640UMを搭載するCPU(プロセッサ)のサブスコアは5.8で、同じ超低電圧版でもCore 2 Duo SU9400など(4.2?4.4あたりのスコアが一般的だろう)とは大きな違いがある。データストレージにSSDを採用しているため、プライマリハードディスクのサブスコアも7.1と高く、全体にハイレベルなスコアとなっている。

 SSDについてはCrystalDiskMark 3.0dのスコア画面も掲載した。評価機が搭載しているSamsungのPM800は性能、信頼性ともに評価が高く、採用例も多いだけに性能面は文句ない。現在のSSD市場にはより高速な製品もあるため、最速クラスというわけではないが、リード/ライト、シーケンシャル/ランダムいずれもハイレベルのスコアをマークしている。特にランダムリード(512K、4K)の速さは高速なSSDならではで、HDD搭載機とは一味違うサクサクとした使用感が体感できる。

 定番のベンチマークテストも設定を変更し、Intel HD GraphicsとGeForce GT 335Mを利用した場合でそれぞれ計測した。デフォルト状態を確認したところ、PCMark05/3DMark06はGeForce GT 335Mを優先する設定となっていたが、PCMark VantageはIntel HD Graphicsを使う設定だった。

 PCMark05ではほぼ「Graphicsの項目だけ」違いがはっきり出ており、GeForce GT 335Mを使うほうが65%高いスコアを出している。5000を超えるCPUスコアも基本性能の高さを示している。また、SSDの効果でHDDスコアも2万5000以上と非常に高い。

 3D描画性能(DirectX 9.0c世代)にフォーカスしたテストである3DMark06ではさらに差が大きく、GeForce GT 335M利用時のほうが5.4倍もスコアがよくなっている。総合スコアも7018という値で、描画負荷の特別高い3Dゲームタイトル以外ならば、一通りはプレイを楽しめるだけのレベルにあることを実証している。

 PCMark Vantageでは、総合スコアでは3%弱ではあるがIntel HD Graphics使用時のほうが上回った。項目別ではGaming SuitesでGeForce GT 335Mが約55%上回り、ほかの項目もほぼ互角かGeForce GT 335Mのほうがスコアが少しよい程度だが、TV and Movies Suitesだけは逆にIntel HD Graphicsが約82%も上回っている。内訳を見るとTV and MoviesのHDTV(MPEG-2/1920×1080i/19.39Mbps)再生で大きな差が付いているため、GeForce GT 335Mの動画再生支援機能が使えていないのかもしれない。いずれにしても、総合スコア自体は7000前後とハイレベルのパフォーマンスであることは変わらない。

 いくつかゲームタイトルのベンチマークテストも実施しているが、これらではIntel HD Graphicsを利用する設定のスコアは省略した。FINAL FANTASY XI Official Benchmark 3ではHigh設定で5426と十分快適にプレイできるレベルのスコアを出しているが、FINAL FANTASY XIV Official BenchmarkのスコアはLow設定で997と低く、公式Webページに記載されている目安では「動作困難」に該当するため、プレイは難しそうだ。

 ストリートファイター4のベンチマークテストではランクA、バイオハザード5のベンチマークテストでもランクBのスコアをマークしており、このあたりなら十分プレイ可能だろう。

●長時間のバッテリー駆動時間を実証、騒音と発熱はそれなり

 バッテリー、騒音、発熱のテストは、グラフィックス設定をデフォルトのまま行っている。つまり、PCMark05/3DMark06の実行時にGeForce GT 335Mが使われる以外は、Intel HD Graphicsが使われる。

 BBench 1.01(海人氏?作)によるバッテリー駆動時間のテストは、無線LANで常時接続し、デフォルトの「60秒間隔でのWeb巡回(10サイト)」「10秒間隔でのキーストローク」とする設定を利用した。Windows 7の電源プランはデフォルトの「バランス」(バッテリー駆動時のディスプレイ輝度40%)に設定してテストしたところ、結果は6時間44分と十分な駆動時間を示した。

 騒音に関しては、静かな部屋ではアイドル時でもファンの回転がはっきり認識できるレベルの音はするが、通常の環境ではほとんど気にならない程度で、PCMark05程度のベンチマークテストでは負荷をかけてもほとんど変わらなかった。

 一方、3D系のベンチマークテスト実行時はファンの回転数が上がるのがはっきり分かり、後半ではさらにもう一段階上昇し、かなり大きな音がした。暗騒音32デシベルの環境で本体正面から5センチと近い距離で測定した騒音は、ベンチマークテストの前半で41デシベル、後半は45デシベルだった。もっとも、騒音測定時は空調を止めるため、室温が高くなることも影響しているので、冷房がしっかり効いた部屋ならば、後半の騒音レベルまで上がることはまれだろう。

 発熱はボディの左側が中心で、やはり3D系のベンチマークテストを実行すると、左パームレストを中心に発熱を感じたが、不快というほどではない。ただ、底面はかなり熱くなるので、ヒザの上に置いての利用は避けたほうがいいだろう。

●ゲームユーザー以外でも“使える”個性派モバイルノートPC

 直販サイトでオーダーできるプラチナパッケージの標準価格は9万9790円だ。評価機と違い、CPUはCore i5-520UM、データストレージが500GバイトHDDとなっているが、NVIDIA Optimusによる高い3D描画性能を持つことを考えるとかなり買い得ではないだろうか。ここからCPUをCore i7-640UMに、HDDを256GバイトSSDに交換した評価機の構成は18万1354円で、これも性能を考えるとリーズナブルといえる。

 コンパクトなボディに、ゲームプレイも楽しめる3D描画性能と長時間のバッテリー駆動時間を備えている点が本製品の大きな魅力だが、それに加えてボディのデザインだけでなく、アバターや壁紙、付属ユーティリティ、外箱を含め、パッケージング全体で徹底して表現された世界観の演出も大きな付加価値だろう。

 この演出にはゲーマーでなくとも、引かれるものがある。モバイルでゲームを楽しみたいというユーザーはもちろん、人とは違う上質なモバイルノートPCが欲しいというユーザーにもおすすめできる製品だ。【鈴木雅暢(撮影:矢野渉),ITmedia】


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引用元:SEOブロゴ | 堺市

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